留学の軸/目的

留学の軸/目的

 
留学の軸
 
ⅰ)将来的な夢を明確にする
将来的に海外のデザイン・テック系カンパニー(特に途上国開発領域)で働きたいという夢を何となく導きだした。
その夢は大きい一方で、
・どのような人材が求められているのか
・どのような技術・製品的潮流があるのか
・どのようなキャリアパスがあるのか
・どのような人が友であり、ライバルなのか
などを明確にする必要があった。
 
ⅱ)将来の夢に必要なことの準備をする
 
また海外で働いてみたいといえど、現状①英語力②文化を超えたところの共創力③ロジカルシンキング
④発想力⑤やりとげる体力⑥セルフコントロール能力(自己管理能力) などが圧倒的に欠けているように思えた。
 
①英語力
帰った段階でTOEFL105点くらいはとれる英語力に仕上げたい
ⅰ)英語での論文・レポート執筆経験
ⅱ)英語でのディスカッション経験
 
②共創力
共に何かを作り上げる経験ができると、その中での文化的なコンフリクト、
考えの違いを乗り越える力が手に入れられると思う。
 
③ロジカルシンキング
これは授業や論文を書くなどに取り組んでいる中で、磨かれる側面があると思う。
 
④発想力
柔軟にものごとを考えてみる。ポジティブにものを見てみる力である。
デザインの授業で深堀されるか?
 
⑤やりとげる体力
隔日でジムに行く。
 
⑥自己管理能力
毎日、決められた時間に起き、決められた睡眠時間で、決められた生活を送る。
 
ⅲ)アカデミックに身を埋めてみる
アカデミックに身を埋めるという経験は必ずしも上の二つとつながらないかもしれないが、
それでもなお、この留学の目的としたい。
なぜならアカデミックな観点は超長期的な観点に立ったとき、問題分析能力を与えてくれるばかりでなく、
人間社会を理解する、本質を理解するツールになりえるからである。
 
そして私の目的には教養というよりも、リベラルアーツ、すなわち自分を「自由」に導いてくれるツールとしての
アカデミックを志している。
 
社会科学としての
・経済学
・政治学
・社会学
・統計学
 
人文科学としての
・歴史学
・哲学
・美学
 
それらを組み合わせ、問題を解決していく横断的な思考をこそ手に入れたい。
 
しかし現実的に考えたとき、全てを等しく掘り下げるのは極めて難しい。
故に経済学的なアプローチを中心としたT型の人間像に迫っていきたい。
 
そして今回のアカデミックの一つの目標として、
①経済学の深堀+②事例研究の仕方を学ぶ
 
というのがあると思う。
経済学において、事例研究が行われることは少ない。(特に東大で行っていた計量経済学的なアプローチにおいては
そうである。)
しかし、実際問題として、何か現象があったときに、その細かな流れを探るためには事例研究は欠かせない。
よって、経済学以外の文献を読み解く力を身につけることが一つの目標になる。