障がいの社会モデル

 

ゼミで以前、少しふれた「障害の社会モデル」について、東大の松井教授の分かりやすい動画が
あったのでまとめ。
 
・「ユニバーサルな職場」といった際に、どうしてもスロープなどのハード面に目がいきがちだが、
重要なのは「労働時間のフレキシブルさ」や「上司との相談時間」などのソフト面での支援。
 
 
「障害の医学モデル」:障害は個別的な特性
「障害の社会モデル」:障害は社会の方にある
例)我々は階段を上れるか、上れないかで健常者と障がい者を区別することができる。
しかし、もし階段が上り棒であったなら、我々のほとんど全てが障がい者になる。
つまり、社会が障がいを生み出していると考える。
 
ユニバーサルデザインというと、全てがユニバーサルであるべきという考える人がいるが、
それは進歩の停止をもたらす。使える人が使い、取り入れ、そうしている内に、より利用者の裾野を広げる
方向がユニバーサル。
崇高な理念ではなく、目の前にいる人がよりよく働くためにはどうすればいいかを考えるのが重要



【参考動画】
http://www.works-i.com/works20/diversity.html#sec_d