日本に広がる「ぬるさ」

 
一、二ヶ月ほど前に、「ライフワークバランス」に関する投稿を書いたが、そこで書いたように日本には(そして、その日本教育を全身に受け、生きてきた私には)ある種の「ぬるさ」が垣間見えるように思えてならない。
 
「やりたいこと」とは「命をかけてもやりたいこと」なのだと理解した。だから、つらくても悲しくても何があっても何がなんでもやる。そんな「厳しさ」が今、最も必要なのかもしれない。「厳しさ」の中で失っていくものもあるだろう。全部をつかもうとして、何かを取りこぼしてしまう可能性も多いにある。だから、それはおそらく各人の選択に委ねられる。「ゆるさ」の中で生きるのか、「厳しさ」の中で生きるのか。
それゆえ、これは人に強制することでもない。
いわゆる”自分に厳しく、人に優しく、寛容に”なるべきなのだ。